[ロンドン 1日 ロイター] - 新型コロナウイルスに感染後、自宅での隔離生活を終えた英国のチャールズ皇太子(71)は1日、医療関係者の「無私の献身」を絶賛した上で、英国が今までにない痛ましい時期にあるとの認識を示した。
先月30日に自宅での隔離生活を終えた皇太子はスコットランドの自宅で撮影した動画で「幸運なことに症状は比較的軽かった」と発言。王室によると、健康状態は良好という。
皇太子は「誰もが感じているように、私たちは家族や友人と会えず、普段の生活が突然失われるという、今までにない、もどかしい、往々にして痛ましい経験をしている」と発言。
「これまでの人生で前例のない不安な時期であり、妻と私は、特にこうした非常に厳しい異常な環境で愛する人を亡くした方々、病気と隔離と孤独に耐えている方々のことを考えている」と語った。 2020-04-02T042328Z_1_LYNXMPEG3107S_RTROPTP_1_HEALTH-CORONAVIRUS-BRITAIN-ROYALS.JPG