[ワシントン 6日 ロイター] - 米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長は6日、政府は新型コロナウイルス感染拡大による経済的影響に対処する米国債発行の可能性を討議していると明らかにした。
カドロー氏はCNBCとのインタビューで、新型コロナ対策の原資調達に向けた債券を発行する時期は今で、新型コロナに絡む「戦争債」は良い考えと語った。
その上で「米国人の健康や安全、米経済の将来への長期的投資となる」とし、「テクニカル上の問題点を除き、時宜にかなったコンセプトと考える」とした。
また、米連邦準備理事会(FRB)が新型コロナ対策に絡む取り組みを終えたとは考えていないとも述べた。
非投資適格級で社員が500人以上の企業向けの支援策は検討されているかとの質問に対しては、「ムニューシン財務長官が精査している」と応じた。