[ベルリン 7日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が発表した2月の鉱工業生産指数は前月比0.3%上昇と、エコノミスト予想(0.9%低下)に反して上昇した。 ただ2月のデータは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が出る前の状況を示している。
消費財の生産が1.8%増加する一方、資本財の生産は0.3%減少した。
1月は3.0%上昇から3.2%上昇に上方改定された。
現在は、新型コロナで企業活動が数週間にわたりストップし、エコノミストの間では今年はマイナス成長との見方が大勢。ドイツ産業連盟(BDI)は6日、経済活動のマヒ状態が最大6週間続けば、今年は3─6%のマイナス成長になるとの見通しを示した。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200407T074751+0000