[上海 7日 ロイター] - 中国証券監督管理委員会(CSRC)は7日、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けている上場企業について、年次報告書の提出延期を認めると発表した。
同委員会は、年次報告書の提出の遅れは「不可抗力」の結果であるため、企業や会計監査人が処罰されることはないと表明。
ただ4月30日の期日までに年次報告書を提出できるよう可能な限り努力すべきだとも主張。今回の「温情措置」を悪用したり、情報開示で不正を働くことがあってはならないと表明した。
中国では新型コロナの感染拡大に伴う移動制限で、会計監査人が顧客企業や金融機関を訪問することが難しくなっている。 OLJPTOPNEWS Reuters Japan Online Report Top News 20200408T022056+0000