[ベルリン 17日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのワイトマン独連銀総裁はブルームバーグとのインタビューで、ユーロ圏の新型コロナウイルス対策が十分かどうかは、現時点ではまだ判断できないと述べた。
景気刺激型の金融・財政政策は当面続くとの見通しも示した。
総裁は「これまでに導入した措置で十分かどうか、確実なことはまだ言えない」とし「経済の行方を決めるのは、今後の感染状況と都市封鎖の期間に加え、これまでに導入した措置で、企業・家計の流動性の問題や潜在的な支払い能力の問題にうまく対処できるかどうかだ」と述べた。
総裁は「いずれにしても拡張的な金融・財政政策は今後もしばらく必要だ」と述べた。