[ワシントン 30日 ロイター] - ハセット米大統領顧問は30日、各州の経済活動再開が比較的早く進めば、新型コロナウイルス対策の第4弾は不要になる可能性もあるという考えを示した。
同氏はFOXニュースに対し「既存の対策の拡充もしくは追加対策の必要性については間もなく見極めがつくだろう」とした上で「経済が比較的速やかに正常化した場合、追加の景気対策はあまり必要ないかもしれない」と述べた。経済の先行きはコロナ感染をどれだけ防止できるかにかかっているとも強調した。
週間の新規失業保険申請件数は384万件と高止まりが続いた。3月下旬以降の申請件数は3031万件と、米国の労働年齢人口の2割弱に相当する規模に膨らんでいる。