[ロンドン 13日 ロイター] - 調査会社カンターによると、英国政府の新型コロナウイルス対応について、「かなり良い」たは「大変良い」と考えていた回答者の割合が全体の49%となり、4月の61%から低下した。
一方、対応が「かなり」または「大変」悪いとの回答の割合は
43%で、同30%から上昇した。
新型コロナで個人所得に悪影響が出たと回答した人は10人に4人で、経済への懸念が高まったことが分かった。
新型コロナ関連の懸念から、ジョンソン首相率いる与党保守党に対する有権者の支持率は51%と4月から3ポイント低下。野党労働党の支持率は32%で同4ポイント上昇した。
政府が導入を計画している接触追跡アプリについては、利用する公算が「かなり」または「大変」大きいとの回答の割合が59%で、4月の53%から上昇した。
調査は5月7─11日、1130人にオンラインで実施した。