40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

原油先物3%高、米経済回復期待で コロナ第2波懸念で上昇抑制

発行済 2020-06-17 06:01
更新済 2020-06-17 06:09
© Reuters. 原油先物3%高、米経済回復期待で コロナ第2波懸念で上昇抑制

[ニューヨーク  16日 ロイター] - 米国時間の原油先物は不安定な取引の中、約3%上昇した。米株価の上昇と国際エネルギー機関(IEA)による2020年の需要見通し引き上げが押し上げ要因となったものの、新型コロナウイルス感染拡大の第2波に対する懸念で上昇は抑制された。

清算値は北海ブレント先物 (LCOc1)が1.24ドル(3.1%)高の1バレル=40.96ドル、米WTI原油先物 (CLc1)が1.26ドル(3.4%)高の38.38ドル。

米商務省が発表した5月の小売売上高は前月比17.7%増と、市場予想の8%増を上回り、1992年の統計開始以降で最大の伸びを記録した。これを受け米株価が上昇したことで原油価格が上向いた。

英国の研究チームがステロイド系抗炎症薬の「デキサメタゾン」について、新型コロナウイルス感染症が重症化して呼吸補助が必要になっている患者の回復に大きな効果があったと発表したことも市場心理の改善につながった。

このほか 国際エネルギー機関(IEA)は石油需要は今年、新型コロナウイルスの打撃により過去最大の落ち込みを記録し、その後回復するとの見通しを表明。ただ、航空需要の鈍りから、コロナ前の水準に回復するのは2022年以降になるとの見方を示した。

ただ、新型ウイルス感染が中南米などで拡大し続ける中、米国と中国で感染が新たに広がっていることで、原油価格の上昇は抑制された。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます