[ブエノスアイレス 3日 ロイター] - 調査会社トレスプントゼロが中南米諸国政府による新型コロナウイルス対応に関する調査で、ウルグアイ政府の対応が最も評価される一方、ブラジルの対応は不十分と考えられていることが示された。
調査はアルゼンチン、チリ、ウルグアイ、パラグアイ、ペルー、エクアドル、コロンビア、メキシコ、コスタリカ、ドミニカ共和国の1万人を対象に実施。
ウルグアイのラカジェ・ポウ大統領の新型コロナ対応への支持は77.8%と、最も高い評価を得た。次いでパラグアイのアブド・ベニテス大統領、アルゼンチンのフェルナンデス大統領の評価が高かった。
一方、ブラジルへの評価は最下位となり、対応が最もずさんな国との回答が示された。
ロイターの算出によると、3日時点でウルグアイの新型コロナ感染者は約950人、死者は28人。アルゼンチンでは感染者が約7万人、死者が1385人。これに対し、ブラジルの感染者は約150万人、死者も6万2000人に迫っている。