[ワシントン 20日 ロイター] - トランプ米大統領は20日、新型コロナウイルス感染の急拡大を受け、5月初旬から中止していた新型ウイルスに関する記者会見を再開すると表明した。
トランプ大統領は記者団に対し、フロリダ州やテキサス州などで感染が急拡大していることを受けて会見を再開すると表明。「向こう数週間、数カ月にわたり多くの会見を行う」とし、新型ウイルスのワクチンや治療薬の開発に携わっている企業のトップを招くことも考えていると述べた。
再開後の最初の会見は21日米東部時間午後5時(日本時間22日午前6時)ごろに行う。
トランプ大統領は4月23日の会見で、コロナ治療について「消毒液のようなものを体内に注射することはできないだろうか。クリーニングするような感じで、試してみたらおもしろい」と発言。これを受け、医師や専門家が絶対に行わないよう呼び掛ける騒ぎとなった。翌日の会見で単なる皮肉だったと釈明したが、トランプ氏による会見は5月初旬以降中止されていた。