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新型コロナ、制圧に20万人以上のPCR検査を=東大・児玉氏

発行済 2020-07-21 17:24
更新済 2020-07-21 17:27

[東京 21日 ロイター] - 分子生物学者で知られる東大先端科学技術研究所の児玉龍彦名誉教授は21日、東京のなかに形成されつつある新型コロナウイルスのエピ・センター(感染集積地)の制圧には20万人以上のPCR検査が必要との認識を示した。現在感染が拡大している新型コロナは新宿区など国内で発生しており、ウイルス感染が新段階に入っているとの見方を示した。

児玉氏は16日に開かれた参院予算委員会に出席し、「輸入感染症から国内感染症に移りつつあり、東京のなかにエピ・センターが形成されつつある。国が総力を挙げて制圧しないとミラノ、ニューヨークの二の舞になる」と警鐘を鳴らしていた。

都内の衆議院議員会館内で21日開催された野党議員の勉強会での講演でも、6月から国内で症状のない感染者が持続的に増えており、「日本のなかで山火事が起こりだしたかなり危険な状態」と指摘した。

児玉氏は「山火事の最初は新宿と思われるので、新宿の一斉検査による感染の抑止を直ちに始めてほしいと言ったが、(政府や東京都などから)一切反応がない」と述べ、「自警団的に感染の防波堤を作らないと手が打てなくなる段階」と表現。新宿以外には埼玉や大阪ミナミ、福岡・中洲にもエピ・センターがあると推定されるとし、これらを拠点に感染が拡大する悪循環を抑えるには今がラストチャンスと強調した。

(竹本能文) OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200721T082234+0000

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