40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

ディズニー、4─6月はコロナ響き赤字転落 調整後は黒字で株価上昇

発行済 2020-08-05 06:13
更新済 2020-08-05 07:54
© Reuters. ディズニー、4─6月はコロナ禍響き赤字転落 動画契約者は増加

[4日 ロイター] - 米娯楽大手ウォルト・ディズニー (N:DIS)が4日発表した第3・四半期(6月27日まで)決算は赤字に転落した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に伴い、テーマパークの閉鎖や映画公開の延期を余儀なくされたことが響いた。

ただ、調整後ベースで黒字を確保したことから、株価は引け後の時間外取引で5%上昇した。

パンデミックに伴うロックダウン(都市封鎖)措置を背景に、動画配信サービス「ディズニー・プラス」の契約者数も増加した。

継続事業ベースの純損失は47億2000万ドル(1株当り2.61ドル)。前年同期は14億3000万ドル(同0.79ドル)の黒字だった。

調整後の1株損益は0.08ドルの黒字で、0.64ドルの赤字を見込んでいた市場予想に反して黒字を確保した。

売上高は前年同期比42%減の117億8000万ドルで、リフィニティブのまとめたアナリスト予想の123億7000万ドルを下回った。

テーマパーク・コンシューマープロダクツ部門の営業損失は19億6000万ドル。世界で運営するテーマパークの6カ所中4カ所で営業が再開されたものの、ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)の維持などによって、入場者数は制限されている。

ディズニー・プラスを含むダイレクト・トゥ・コンシューマー・アンド・インターナショナル部門も7億0600万ドルの営業損失を計上。損失額は前年同期の5億6200万ドルから拡大した。

ボブ・チャペック最高経営責任者(CEO)はアナリスト会見で、ディズニー・プラスの契約者数が8月3日時点で6050万人に達したと述べた。5月4日時点では5450万人だった。

映画部門は営業利益が16%減の6億6800万ドルとなった。ディズニーは新型コロナの影響で「ムーラン」など映画の公開延期を余儀なくされている。[nL3N2EV0Z9]

同社は無期延期としていたムーランについて、9月4日にディズニー・プラス上で消費者に直接公開すると発表した。1回限りの措置であり、戦略転換ではないと強調した。

ESPNやディズニーチャンネルを含むメディア・ネットワーク部門では営業利益が48%増の31億5000万ドルとなった。

*内容を追加し、チャンネルを変更しました。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます