[東京 7日 ロイター] - 東京都は7日、都内で新型コロナウイルスの感染者が新たに462人確認されたと明らかにした。400人を超えるのは6日ぶり。重症者も21人から2人増加し、23人となった。
東京以外でも感染者は増加傾向にある。国内メディアによると、この日は大阪で255人の感染が確認されたほか、沖縄県でも100人の感染が確認され、いずれも過去最多となった。
政府はこの日、新型コロナウイルス感染症対策分科会を開き、感染状況について4つの段階を示した。その上で、それぞれの地域が感染状況を判断するための6つの指標を決めた。
4つの段階はステージ1が「感染者の散発的発生」、ステージ2が「感染者の漸増」、ステージ3が「感染者の急増」、ステージ4が「爆発的な感染拡大」。
6つの指標は「病床のひっ迫具合」、「療養者数」、「PCR検査の陽性率」、「新規感染者数」、「直近1週間と前週の感染者数の比較」、「感染経路が不明な人の割合」。
分科会の尾身茂会長は、ステージ4のボタンを押すと緊急事態宣言を発出することになるとの考えを示す一方、感染状況の判断は地域の実情に合わせて行うべきとの考えを示した。
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