[ベルリン 9日 ロイター] - ドイツ連銀のブーフ副総裁は9日、約10年前の金融危機以降の改革により、金融セクターの耐性は強まっているため、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)は金融市場の規制を緩和する理由にはならないと述べた。
ブーフ副総裁は「新型コロナ危機は金融市場の規制を巻き戻す理由にはならない」と指摘。「金融危機以降、包括的な改革が実施された。そのため、金融セクターはより耐性を持ち、パンデミックの影響に対応することが可能だ」とし、欧州中央銀行(ECB)の見解に賛同した。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20201009T160348+0000