[東京 26日 ロイター] - 田辺三菱製薬(大阪市)は26日、カナダの子会社メディカゴの新型コロナウイルス感染症予防ワクチンの開発に、カナダ政府から1億7300万カナダドル(約137億円)の助成金を受ける契約を結んだと発表した。カナダ政府に対し、最大7600万回分のワクチン供給もするという。
メディカゴは現在、カナダで同ワクチンの臨床試験を実施しており、間もなく第1相臨床試験が終了する予定。11月から第2、12月から第3相臨床試験を開始する予定としている。
同社は7月にコロナワクチンの初期治験を開始した。[nL3N2EL3LE]
(田中志保) OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20201026T040659+0000