[ブリュッセル 3日 ロイター] - 欧州連合(EU)のユーロ圏財務相会合(ユーログループ)は3日、新型コロナウイルスの感染第2波が域内経済に新たな大混乱をもたらすとし、経済回復に向けて協調的な措置を講じるほか、来年も緩和的な財政政策を継続すると表明した。
声明で「新型コロナの加速的な感染拡大と新たな制限措置は、不確実性を一段と高め、回復の重しになる可能性が高い」と指摘。「雇用を守り、経済回復を促進する意欲的な経済政策を引き続き協調的かつ精力的に実施していく」とした。
また「回復鈍化リスクが高まっており、各加盟国が財政支援策を2021年も継続することが極めて重要」と強調した。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20201103T203636+0000