[北京 11日 ロイター] - 中国汽車工業協会(CAAM)が発表した10月の国内自動車販売台数は前年同月比12.5%増の257万台で、7カ月連続の増加となった。中国の自動車市場は、新型コロナウイルス流行を受けた低迷から、世界でいち早く立ち直りつつある。
新エネルギー車(NEV)は105%増の16万台。4カ月連続で増加した。NEVにはバッテリー式電気自動車、プラグインハイブリッドカー、水素燃料電池車が含まれる。
中国の自動車業界にとって、暑い夏が終わりショールームに客足が戻る9─10月は「金の9月、銀の10月」と呼ばれ、販売が拡大するシーズンに当たる。