[ロンドン 12日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のカンリフ副総裁は12日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を抑制するロックダウン(都市封鎖)措置が多くの国で導入された3月に市場が大きく変動し、ストレスが表面化したことを受け、世界各国の規制当局は市場や資金を巡る改革に着手することになるだろうと述べた。
講演で、主要国の金融当局でつくる金融安定理事会(FSB)が保留中の報告書で、3月の市場と資金を巡る動向をまとめると指摘。FSBが「政策変更が必要かもしれない分野の特定を含め、国際レベルで一段と注意を払う必要がある、具体的かつ横断的な問題に対する包括的な作業計画」を策定するだろうと語った。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20201112T200809+0000