[ベルリン 17日 ロイター] - ドイツ建設業者中央連盟(ZDB)は17日、2021年のドイツ建設業界の名目売上高は10年超ぶりに減少に転じるとの見通しを示した。新型コロナウイルス感染症拡大により建設活動は縮小しつつあるとしている。
ZDBのクバスト事務局長は、名目売上高は20年にほぼ2%増加した後、21年は約1%減となる見込みだと述べた。実質ベースでは、20年は約1%、21年は3─4%のそれぞれ減少とみられている。
低迷の主因は産業界からの建設受注の減退。これに対し、公共部門と住宅建設は健闘が予測されている。
ZDBは20年、21年ともに共同住宅の建設件数は30万戸と予想している。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20201118T010055+0000