💎 すべての市場で隠れている割安株をお示しします始めましょう

新型コロナ発生巡るイタリア研究に疑念の声、「追加調査必要」

発行済 2020-11-19 00:46
更新済 2020-11-19 00:54
© Reuters. 新型コロナ発生巡るイタリア研究に疑念の声、「追加調査必要」

[ローマ 18日 ロイター] - イタリアの国立がん研究所(INT)が同国では新型コロナウイルスが昨年9月時点ですでに循環していたとの研究を発表したことを受け、欧米の一部科学者の間ではさらなる調査を求める声が高まっている。

世界保健機関(WHO)は、新型コロナとCOVID-19(新型コロナ感染症)は昨年12月に中国中部の武漢で初めて感染流行が報告されるまで知られていなかったとしている。

イタリアでの最初の感染者は、今年2月21日に北部ロンバルディア州にあるミラノ近くの小都市で確認されたが、INTの科学誌に掲載された研究は、昨年9月から今年3月までに肺がん検査に応じた健康な959人のボランティアのうち、11.6%が2月よりはるか以前に新型コロナの抗体を形成していたと報告した。

© Reuters. 新型コロナ発生巡るイタリア研究に疑念の声、「追加調査必要」

INTの研究が正しければ、新型コロナがいつ、どこで発生したのかという疑問が生じることになるが、複数の科学者からは追加調査が必要との声が出ている。

英レディング大学のマーク・パゲル教授は「こうした研究結果は報告する価値があるが、ほとんどの場合、さらなる検査を実施し追跡調査を行う必要がある」と指摘。「研究の参加者は全員無症状だった。参加者の大半が55─65歳で喫煙歴があるにもかかわらずだ。彼らは通常、新型コロナ感染症で重症化するリスクが高いグループに属するため、全員が無症状だったのは不可解だ」と述べた。

同研究の共同執筆者は、研究チームが追加調査を計画しているとし、世界中の科学者に協力を呼び掛けている。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます