[20日 ロイター] - 米政府の新型コロナウイルス対策調整官を務めるデボラ・バークス氏は20日、全米の半分を超える地域でコロナ感染が急増していることから、来週26日から始まる感謝祭の期間中、家族のだんらんは「同一世帯」内にとどめるよう呼び掛けた。
CNNテレビに対し「人数については触れたくないが、例えば10人が集うとすれば、異なる家族から8人が集うよりも、同じ世帯から10人が集う方が安全だ」と述べた。
米疾病対策センター(CDC)は19日、新型コロナの感染拡大を抑制するため、感謝祭休日の旅行を控えるよう国民に「強く勧告」した。
こうした中、サウスダコタ州のノーム知事(共和)は感謝祭の集いに関する人数制限に反対すると表明。「感謝祭をともに過ごすことを妨げたり阻止するようなことはしない」とした。