[パリ 23日 ロイター] - IHSマークイットが発表した11月のフランスの総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は39.9で、前月の47.5から大幅に低下した。好不況の分かれ目となる50の大きく下回り5月以来の低水準だった。
新型コロナウイルス対策の2度目のロックダウン(都市封鎖)が響いた。
ロイター調査のエコノミスト予想(34.0)は上回った。
IHSマークイットのエコノミスト、エリオット・カー氏は「一部の企業が新たな状況に適応できていることを示すデータもあり、厳しい規制が導入されてもすぐに大幅な落ち込みとはならなくなっている」と指摘した。
サービス部門PMIは前月の46.5から38.0に低下し、エコノミスト予想とほぼ一致した。
製造業PMIは51.3から49.1に低下し、予想の50.1を下回った。