[ベルリン 23日 ロイター] - IHSマークイットが発表した11月のドイツの購買担当者景気指数(PMI)速報値によると、新型コロナウイルスの第2波を受けた行動制限でサービス部門の景況感が一段と悪化した。
サービス部門のPMIは46.2で前月の49.5から低下。ロイターがまとめた市場予想は46.3だった。
製造業は成長を維持するもののやや減速した。PMIは57.9で、前月の58.2から低下したものの、市場予想の56.5は上回った。
IHSマークイットのアソシエートディレクター、フィル・スミス氏は、製造業は特にアジア向けの販売が伸びたおかげで底堅さをみせたと述べた。
サービス部門と製造業を合わせた総合PMIは52.0で、前月の55.0から低下した。