[ニューヨーク 23日 ロイター] - 米国時間の原油先物価格は2%超上昇した。新型コロナウイルスワクチンの臨床試験(治験)で新たに有望な結果が発表されたことを受けた。
英製薬大手アストラゼネカは23日、英オックスフォード大学と共同開発している新型コロナワクチンの治験の中間結果を発表し、深刻な副作用を起こさず感染を予防できる有効率が約90%だと明らかにした。
清算値は、北海ブレント先物が1.10ドル(2.45%)高の1バレル=46.06ドル。米WTI先物は0.64ドル(1.51%)高の43.06ドルだった。両先物ともに前週は5%上昇していた。
リッターブッシュ・アンド・アソシエーツのジム・リッターブッシュ氏は、「コロナワクチンの新たな良いニュースが株式市場を再び押し上げ、原油市場もその流れを受けた」と述べた。