[シドニー 24日 ロイター] - オーストラリアのカンタス航空は、将来的に国際便利用客に搭乗前の新型コロナウイルスワクチン接種を義務付ける方針を明らかにした。
同社のジョイス最高経営責任者(CEO)は、テレビ局のチャンネル・ナインに対し、「われわれは、搭乗条件を変更し、国際便利用者に搭乗前のワクチン接種を求めることを検討している」と説明。
「国内線でもそれが必要かについては、新型コロナを巡る情勢の展開を見守らなければならないが、出入国する国際便旅客については明らかに必要な措置と考えている」と語った。
オーストラリアは3月の感染第1波の際に国境を封鎖。現在は海外からの帰国者に2週間の隔離を義務付けている。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20201124T024833+0000