[ウィルミントン(米デラウェア州)/ワシントン 2日 ロイター] - バイデン次期米大統領は2日、新型コロナウイルスのパンデミックで打撃を受けている労働者に支援を約束した。
議会では、数カ月にわたり迷走する追加経済対策を巡り与野党が合意を探っている。
バイデン氏はすでに、来年1月20日に大統領に就任した後、迅速に新型コロナ危機対応を強化する方針を示している。
2日、地元デラウエア州で開いた労働者や経営者との会合でバイデン氏は、大統領就任前に議会が緊急支援策をまとめた場合、それは「手付金」のようなものだとし「政権移行チームはすでに、われわれが直面しているさまざまな危機、特に経済的危機やコロナ危機に対処する策を次期議会に提出するために取り組んでいる」と説明した。
その上で「皆さんには望みを捨ててほしくない。頑張りましょう。われわれはこの状況を克服する」と呼び掛けた。