[マニラ 19日 ロイター] - フィリピンの⾷品医薬品局(FDA)は19日、ロシアが開発した新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の緊急使用を許可したことを明らかにした。
同国で緊急使用が許可されたワクチンは、これで4種類となった。
FDAによると、スプートニクVは、2回の投与で18歳以上の成人に91.6%の有効性があったとの暫定データが出ている。
フィリピンの新型コロナの感染者・死者は東南アジアで2番目に多い。最近、感染が再拡大しており、過去4日間で2万人近い感染者が報告された。
政府は成人7000万人にワクチンを接種するため、12月までに1億4050万回分のワクチンを配布する計画。