[29日 ロイター] - 新型コロナウイルス感染症治療を巡り、米医薬品大手イーライリリーと米ウィル・バイオテクノロジーがそれぞれ開発した 抗体医薬を併用すると、低リスク患者のウイルス数が減少することが中期臨床試験(治験)で確認された。
治験の対象となったのはリリーの「バムラニビマブ」と、ウィルが英グラクソ・スミスクライン(GSK)と共同開発した「VIR―7831」。併用した場合、プラセボ(偽薬)の投与を受けた患者と比べ、7日目のウイルス数が70%減少した。
併用療法による深刻な副反応は見られなかった。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210329T165051+0000