[東京 30日 ロイター] - 第一三共は30日、新型コロナウイルスの治療薬として開発しているナファモスタット吸入製剤の臨床試験を国内で開始したと発表した。第1フェーズの試験で、同剤を1回、さらに繰り返し投与した際の安全性などを評価する。
同薬はナファモスタットメシル酸塩を吸入できるよう製剤化したもの。ナファモスタットメシルは、急性膵(すい)炎などの治療薬として長年処方されており、十分な臨床データがある注射剤だという。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20210330T063915+0000