40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米経済は転換点に、拙速な経済再開が主要リスク─FRB議長=CBS

発行済 2021-04-12 07:41
更新済 2021-04-12 09:45
© Reuters. 米経済は転換点に、コロナ再拡大が主要リスク─FRB議長=CBS

[11日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、米経済は成長率や企業の採用ペースが向こう数カ月で加速すると見込まれる一方で、拙速な経済再開が新型コロナウイルス感染再拡大につながるリスクもあるという「転換点」に立っているとの認識を示した。

11日夜に放映されたCBSの番組「60ミニッツ」のインタビューで語った。パウエル氏は「リスクは実際に存在する。主要なリスクは拙速に経済を再開し、人々がかつての生活様式にあまりにも早く戻り、感染者が再び急増することだ」と述べた。

コロナワクチン接種によって、感染者が再び急増しても公衆衛生や経済への影響は過去の局面ほど厳しいものにならないとみられる。しかし、パウエル氏はコロナ感染拡大を抑制できなければ早期の景気回復は実現しないとの認識を示した。

「人々がソーシャルディスタンスとマスク着用を継続することが賢明となるだろう」と強調した。

パウエル氏は、基本シナリオでは今後数カ月に「非常に強い」雇用の伸びが想定されており、「最大雇用への急速な進展」が実現可能な範囲内にあると説明。

コロナで最も影響が大きかったサービス部門の低賃金労働者などは向こう数カ月で経済再開が広がる中、比較的早期に再雇用される可能性があるとした。

ただ、FRBは政策金利をゼロ近辺に据え置く政策と月額1200億ドルの債券買い入れを近い将来に変更するつもりはないと改めて表明。

景気回復がほぼ完了するまで景気支援を続けるつもりで、仕事復帰を目指す人々を支えると強調した。

インフレ率がFRBの2%の目標を適度に上回るのは容認するが、それ以上の加速は望まないとのFRBのスタンスにも言明。「われわれはインフレ率が2%を大きく上回り、(1970年代の)悪いインフレに戻ることは望んでいない」と語った。

*内容を追加しました。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます