[フランクフルト 12日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が4月9日までの1週間に買い入れた債券は、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)が差し引き170億7300万ユーロと、前週の106億4600万ユーロから拡大した。
他の買い入れプログラムを含めた購入額も差し引き201億6500万ユーロと、前週の61億7800万ユーロから大幅に増えた。
ECBは3月の理事会で資産買い入れペースを第3・四半期に縮小させる可能性などについて討議。議事要旨では「現状、PEPPの枠組みに疑念を挟むことなく、今後買い入れペースを落とすことができるとする(チーフエコノミストの)レーン氏の見方に全てのメンバーから幅広い賛同が得られた」という。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20210412T152729+0000