[サンホセ(コスタリカ) 2日 ロイター] - 米国のブリンケン国務長官とメキシコのエブラルド外相が2日、コスタリカの首都サンホセで会談し、移民に関する協力と新型コロナウイルスワクチンの配布について協議した。メキシコ政府が声明を発表した。
両外相は声明で、「秩序ある安全かつ規則的な移住」の実現に向け中米の発展に関心を持っていると改めて表明。また「移民の構造的な原因への対処に関連し、両政府共通のビジョンについて協議した」ほか、新型コロナワクチンの域内での公平な分配も議論の一部だったという。
米国務省のプライス報道官によると、両外相は新型コロナへの対応や経済回復、中米地域の民主主義とガバナンスに関する問題、安全保障などについても協議したという。
8日にはハリス米副大統領がメキシコを訪問し、メキシコのロペスオブラドール大統領との初の直接会談が行われる予定。