[ローマ 18日 ロイター] - イタリアは新型コロナウイルス変異株の感染拡大への懸念から、英国からの入国者に対し、21日付で新型コロナ検査と5日間の自主隔離を義務付ける。
一方、米国、カナダ、日本のほか、欧州連合(EU)加盟国からの入国者に対しては、ワクチン接種済み、もしくはコロナ検査で陰性が示されれば、入国制限を緩和する。
インド、バングラデシュ、スリランカからの入国禁止は継続する。
英国は19日、新型コロナのデルタ株(インドで最初に見つかった変異株)の週間の感染者数が79%増加したと発表。保健当局によると、遺伝子解析された新型コロナのうち、デルタ株は91%を占めている。
欧州ではこれまでにフランス、オーストリア、ドイツが英国からの入国に何らかの制限を設けている。