[11日 ロイター] - 米製薬会社モデルナは生後6カ月から12歳未満の子どもを対象に実施している新型コロナウイルスワクチンの臨床試験(治験)について、規模を約2倍にすることを計画している。
臨床試験登録サイトclinicaltrials.govに掲載された最新の情報によると、モデルナの治験には1万3275人が参加する。これまで目標としていた6975人の2倍近くとなる。
モデルナは7月、新型コロナワクチンに関する治験の対象拡大について、米食品医薬品局(FDA)と協議していると発表した。
同社のワクチンについては、FDAが昨年12月に18歳以上を対象に接種を認める緊急使用許可を出した。FDAは現在、18歳未満への接種について審査を進めている。
米ファイザーと独ビオンテックが開発したワクチンは今年、12─15歳への使用が認められた。