[28日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)は28日、来季よりレフェリーの新型コロナウイルスワクチン接種を義務化すると発表した。
NBAと米プロバスケットボールレフェリー協会(NBRA)が合意に達したもの。宗教上または医療上の正当な理由がある場合は接種が免除される。NBRAは今後ブースター接種(追加接種)が推奨される場合、それに従うことにも合意した。
NBAは声明で「ワクチン接種を受けない、または接種を免除される正当な理由がないレフェリーは試合で審判を務めることができない」と述べた。
米メディア「ジ・アスレチック」は27日、選手と接触する可能性のあるコーチとスタッフ全員に対して、NBAがワクチン接種を求めると報じていた。
10月19日に開幕する2021─22年シーズンからは、アリーナで観戦する観客にワクチン接種を受けたこと、または検査で陰性だったことを示す証明書の提示を求める会場が増える見通し。
NBA選手会(NBPA)は先月ヤフー・スポーツに対し、選手のワクチン接種は義務ではないが、9割の選手が接種済みだと述べていた。