[ストックホルム 23日 ロイター] - ノーベル財団は23日、ストックホルムに受賞者を招いて行う授賞式や晩餐会について、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で昨年に続いて今年も行わないと発表した。
受賞者は自国でメダルと賞状を受け取る。昨年の関連行事はオンラインで行われた。
ノーベル財団は声明で「誰もが新型コロナのパンデミック終息を望んでいるが、そこには至っていない」とし、受賞者が参加しない小規模な式を現地で行いたいと明かした。式の様子はオンラインで生中継されるという。
一方、ノルウェーのノーベル委員会は、平和賞の授賞式をオスロで開く可能性を残しており、ノーベル財団は「委員会は10月中旬に授賞式の形式を発表する」と述べた。
今年のノーベル賞各賞は10月4─11日に発表される。