[サンサルバドル 24日 ロイター] - エルサルバドルのブケレ大統領は24日、高齢者や医療従事者、基礎疾患のある人など多様な集団に対し、新型コロナウイルスワクチンの3回目追加接種(ブースター接種)を開始すると明らかにした。
同国は2月以降1200万回分のワクチンを調達している。
大統領はツイッターで、ブースター接種対象には、60歳以上の高齢者、現場の医療従事者、教員、軍職員、警官、消防士、および基礎疾患を持つ国民が含まれると説明。「イスラエルでの3回目接種における成功を踏まえ、エルサルバドルでの3回目接種開始を決定した」としたうえで、政府は26日から予約を受け付けると述べた。
中南米では、パナマ、エクアドル、チリなど、特定のリスク集団にブースター接種を行なう動きが相次いでいる。