[マニラ 1日 ロイター] - フィリピン政府は1日、マニラ首都圏の新型コロナウイルス感染防止対策をさらに緩和した。新規感染者が減少していることが背景。
レストランとパーソナルケアサービスについて、サービスを提供できる人数を2倍に引き上げ、収容人数の20%とする。
フィットネススタジオとジムの営業再開も認める。ワクチン接種を完了した顧客が対象となる。
首都市長会議のベンジャミン・アバロス議長はロイターに「経済の復興に向けた一歩だ。人々は再開を喜んでいる」と述べた。
マニラ首都圏は、新型コロナ流行の震源地となっており、感染者の3人に1人、死者の4人に1人を占める。人口は1300万人。政府データによると、80%近くがワクチン接種を完了している。
フィリピンの過去1週間の新規感染者は平均1700人で、前週の約4300人から減少している。