[クアラルンプール 1日 ロイター] - マレーシア政府は1日、9月の新型コロナウイルスによる死者が9671人と、月間ベースで過去最多となったことを明らかにした。
ただ、死者数の増加は、9月以前に亡くなった患者の報告が遅れたことが主因という。
ここ数週間はワクチン接種の進展で新規感染が減少しているが、人口1人当たりの死者は、アジアで最多となった。
9月に報告された死者は、累計死者数(2万6335人)の3割以上を占める。累計感染者は220万人を超え、東南アジアで3番目に多い。
9月の1日当たりの平均死者数は322人だが、直近7日間の移動平均は30日時点で89人という。
ワクチン接種を完了した人は人口の約62%。