[東京 4日 ロイター] - マツダは4日、国内工場で今月11日からの平日計10日間の夜勤の操業を休止すると明らかにした。東南アジアでの新型コロナウイルス感染再拡大により、半導体など部品の調達が滞っているため。
夜勤の操業を取りやめるのは本社工場(広島市)と防府工場(山口県防府市)で、11─15日、18─22日に休止する。25日以降については今後の状況をみながら判断する予定。
今回の夜勤休止に伴う減産台数は非公表。マツダは今期の半導体不足による生産への影響台数を10万台と公表している。現時点では、この数値を変更しないが、広報担当者は「(10万台を)やや上回るリスクがある」といい、「影響を最小限に抑えたい」と話している。