[5日 ロイター] - 米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は5日、18歳以上を対象とした新型コロナウイルスワクチン追加接種(ブースター接種)の緊急使用許可を取得するためのデータを米食品医薬品局(FDA)に提出したと発表した。
J&Jによると、今回提出したデータには1回目の接種から56日後に追加接種することで新型コロナ感染症の発症に対し94%の予防効果があるほか、追加接種から少なくとも14日間は重症化に対して100%の予防効果があるという後期臨床試験(治験)の結果が含まれている。
FDA諮問委員会は15日にJ&J製ワクチンの追加接種の承認の是非を巡り協議を行う。