[25日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)、ネッツのカイリー・アービングが新型コロナウイルスのワクチン接種に反対しているためチームに合流できていない状況を受け、ファンがプレーを認めるようチームに要求する抗議活動を行った。
抗議の参加者らは24日、ネッツのホームアリーナ、バークレイズ・センターでバリケードをよじ登り、入り口に接近。オンラインで拡散されたビデオ映像には「カイリーをプレーさせろ」と叫ぶ人や「カイリーと共に戦う」と書かれたサインを掲げる人の姿が映っていた。
警備員が一時、ファンの入場を中止する事態となったが、試合は予定通りの時間にスタート。ネッツは今季のホーム初戦でホーネッツに95─111で敗れた。
NBAは選手のワクチン接種を義務付けていないが、ニューヨーク州の新型コロナ規則により、アービングはホーム戦に出場できない。ネッツはアービングがフルタイムで参加できるようになるまで、練習参加、試合出場も認めないとしている。