[17日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は17日、米バイオ医薬品会社ノババックスが開発し、製造パートナーのインドのセラム・インスティチュート・オブ・インディアが製造する新型コロナウイルスワクチンについて、緊急時使用リストに登録したと発表した。
これにより、コロナワクチンの公平分配の国際的枠組み「COVAX(コバックス)」に出荷する道が開かれる。
ノババックスの株価は一時8%超上昇した。
WHOのマリアンジェラ・シモン事務局長補は声明で、「今回の登録は特に低所得国での(ワクチンへの)アクセス拡大を目的としている」と述べた。
ノババックスとセラムはCOVAXに対し11億回分以上のワクチン提供を確約している。