[ワシントン 17日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は17日、生徒が学校で新型コロナウイルスにさらされても、週2回の検査で陰性となれば、ワクチン未接種であっても自宅隔離を求めないという新たな指針を発表した。
米国でオミクロン変異株の感染が拡大する中、多くの子どもが対面授業を続けられることを可能にしたい考え。
ワレンスキー氏はオミクロン株について「他国と同様、米国でも今後数週間で感染の主流になる見通し」と述べた。
バイデン米政権のファウチ首席医療顧問は、オミクロン株感染による重症化の度合いは「まだ不明」とし、ワクチンの追加接種(ブースター接種)によってオミクロン株感染予防の効果が増すと述べた。また、2回目接種から3回目接種までの期間を現在の6カ月から短縮するかどうかはまだ決定していないと述べた。