[メルボルン 8日 ロイター] - オーストラリアへの入国を拒否された男子テニスの世界ランク1位、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は8日、先月新型コロナウイルスに感染していたため、医学的理由からワクチン接種が免除されていたと主張した。
ジョコビッチはオーストラリア・テニス協会によってワクチン接種を免除されたほか、内務省によってオーストラリア入国が認められたと説明した。
ジョコビッチはビザが無効とされ、メルボルンの空港で身柄を拘束。6日以降、メルボルンのホテルで隔離されており、10日に審理を控えている。
同選手は裁判所に提出した書類を通じて、昨年12月16日に初の陽性反応を示したが、30日の時点では過去72時間にわたり発熱もコロナ関連の呼吸器系の症状もなかったと説明。
さらにオーストラリア国境警備隊に対し、「オーストラリア渡航申告の手続きを受領されたほか、ビザでオーストラリアに入国するために必要な全ての条件を満たした」と伝えたという。