[ロンドン 1日 ロイター] - ロイターの分析によると、英イングランドで新型コロナウイルスの再感染が疑われる症例が年初来、感染者全体の約10%を占めることが分かった。
オミクロン変異株が2021年終盤に感染の主流となり、再感染者が増加したことを踏まえ、英国保健安全保障庁(UKHSA)は新型コロナ感染データの算出方法を変更し、1月31日から再感染の可能性がある感染者数を統計に盛り込んだ。
UKHSAのデータによると、イングランドでは昨年12月6日までの約6カ月間、再感染者が疑われるケースが1日当たりの感染者全体に占める比率は2%を下回っていった。
イングランドでこれまでに報告されている再感染疑い症例は累計58万8000人。
また、イタリアの保健当局によると、現時点で再感染者が全体に占める比率は約3%と、オミクロン株台頭前の1.5%近辺から上昇した。