[ソウル 3日 ロイター] - 米韓両軍は3日、野外訓練を含む大規模合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾)」を13─23日に実施すると発表した。
両軍は声明で「安全保障環境の変化や北朝鮮の攻撃、最近の戦争や紛争による教訓といったシナリオを焦点に当て、(米韓)同盟の防衛力と対応能力強化を目指す」と説明した。
北朝鮮はこれまで軍事演習に対してミサイルを発射するなどして強く反発している。
在韓米軍の報道官は北朝鮮の反応について質問された際、演習はルーティーンの一環で、純粋に防衛目的だと述べた。
また韓国国防省は、米韓空軍が3日に空中訓練を実施したと発表した。米軍からは少なくとも1機の戦略爆撃機「B1B」、韓国軍からは戦闘機「F15K」と「KF16」が参加した。北朝鮮の脅威に対する米国の抑止力拡大を示すとともに連携の演習が目的。
こうした訓練は過去、ミサイル発射など北朝鮮から強い反発を招いている。
*システムの都合で再送します。