[リマ 15日 ロイター] - デング熱の感染が拡大する南米ペルーで15日、グティエレス保健相が辞任を表明し、ボルアルテ大統領が受理した。
ペルーでは北部を中心にデング熱による死者が急増しており、ボルアルテ大統領は先週、大半の地域で2カ月の非常事態宣言を発令した。
当局データによると、感染者は14万6000人を突破し、死者は248人に達した。ここ1週間で死者は24%、感染者は12%超増えている。
エルニーニョ現象による集中豪雨でデング熱を媒介する蚊が急増しており、今後感染はさらに広がる恐れがある。