仮想通貨の時価総額で3番手のリップルが11日、フェイスブックの元幹部であるカヒーナ・ヴァン・ダイク氏をビジネス・コーポレーション部門に迎えると発表した。新たな国際送金システムの構築を目指すリップルにとって追い風になるか注目だ。
ダイク氏は、フェイスブックのほかマスターカードにも所属したことがあり、合わせて20年以上フィンテックと金融分野で経験を積んだという。フェイスブックでは、新たな支払い手段や金融サービスの開発に従事し、シティバンクやペイパル、ビザカード、ウエスタンユニオンなど名だたる金融企業とパートナーシップを組み、50カ国以上に対して金融サービスの提供を行ってきたという。