仮想通貨に絡む「大胆かつ悪質な詐欺」を行ったとして、ニューヨークに拠点を置くキャベッジ・テック(CabbageTech) 社の経営者が訴えられていた件で、米商品先物取引委員会(CFTC)が、キャベッジテック社による仮想通貨取引を恒久的に禁止するという裁判所命令を勝ち取った。ブルームバーグが24日に報じた。
今年はじめ、キャベッジテック社の仮想通貨プロモーター兼経営者、パトリック・マクドネル氏が、ビットコイン(BTC)およびライトコイン(LTC)の購入・取引に関する「詐欺と横領の罪」で起訴された。その後、マクドネル氏は、CFTCには同氏の商業活動を規制する権限はないと異議を唱えていたが、ニューヨークの連邦地方裁判所のジャック・B・ワインスタイン裁判官が、マクドネル氏の主張を退けた。